■ 子宮筋腫のお部屋訪問②
2021年5月
MRI検査の日
久しぶりに満員電車に乗る
人混みはなんだか体力を奪われる。
造影剤を行う可能性もあるので朝食抜きのため
余計に疲れを感じる。
検査前に検査所の担当医師と問診。
その際に先生が
「卵巣も少し腫れているそうですね」
と、言った。
・・・は？
そんなこと婦人科の先生言ってなかったぞ。。。
卵巣が腫れてるって一体なんなんだ？？？
心の中で若干パニくる(*ﾟДﾟ*)ｪ…
先生に聞こうかと思ったけどMRI専門のクリニックなので
聞いても微妙な気がしたので聞くのは止めた。
MRIの検査は案外慣れっ子な私である。
過去の病気で何度もやっている。
いかんせん、閉鎖恐怖症があるのでそれだけが難点だ。
あとあの独独の機械音ね。
あれ聞いていると段々言葉を連呼しているように聞こえてしまうんです。
今回は参った！
頭の中にデッカチャンが～～～
ツボにハマってしまい、笑いを堪えるのに必死（笑）
デッカチャン地獄からなんとか解放され、
一週間後に結果を聞きに病院へ。
結果
子宮筋層内 84*81*75ｍｍ大の子宮筋腫
MRI上、悪性や肉腫は否定的
両側卵巣に明らかな異常所見は認めません
腰椎間板L5/S1の膨隆または突出を認め椎間板ヘルニアを疑います。
『腰椎間板L5/S1の膨隆または突出を認め椎間板ヘルニアを疑います。』
( ﾟ ω ﾟ ) ! !
ヘルニア・・・・。
筋腫の大きさは今までの検査と同様くらいだったので驚きはさほどなく、
初めて画像を見たので、ああ～～大きく育ったもんだって思ったけど、
ヘルニアって！！！うっそ～～～ん(´_`｡)ｸﾞｽﾝ
私の身体どうした！
就寝時の腰の激痛って筋腫のせいかと思ってたけど、
ヘルニアも絡んでたんだな、きっと。
MRI画像を素人の私が見ても、突起物があるのがわかる。
先生はヘルニアに関しては特に何も言わず、
筋腫の話をし始めた。
「ん～やっぱり圧迫してるよね～筋腫は1個みたいだねどうする？手術する？
閉経が明日あさってには来ないだろうからね～」
そうだよな、手術だよなやっぱり。でも気持ちが向かわないどうしよう・・・。
踏ん切りがつかない私を見て先生が
「じゃ、ホルモン治療で様子見ていこうか？」
もともと先生はホルモン治療は避けたいと言っていた。
偽閉経をさせて筋腫を小さくする療法なのだが、副作用として
更年期のような症状がでること、最高6か月しか使えないこと、
この治療で骨粗鬆症になりやすくなること。があるからだ。
でもとりあえずはこの治療から始めてみるかと、私の気持ちも固まったので
先生にお願いをした。
治療薬は新薬らしく「レルミナ」という錠剤らしい。
生理になったら服用開始で私はその月は終わってしまったので
6月から服用を始めることになった。
この薬に関して、先生からは冊子をもらって読んでみて程度。
調剤薬局では在庫がなくて、郵送で送ってもらうことになり
詳しい説明なし。
誰からもこの薬の詳細を聞くことなく、
どんでもなく高額な薬代（先生、薬高いって言ってよー！）
のみ払ってその場を後にするのだが、
このレルミナの情報を得るにあたり私の気持ちが変わっていくのである。
